工芸品工房を巡ろう!京七宝の工房を紹介

0 投稿者: kyosippo

七宝焼は金属に色ガラスの釉薬を乗せて高温で焼き付ける伝統技術で、京都では桃山時代末期から江戸時代初期にかけて降盛した琳派の華やかさを背景に広がり、神社仏閣などの装飾品に七宝を施したことで栄えた伝統工芸として、京七宝として現代でも制作する工房が多いことが特徴です。現在京七宝の工房として積極的に活動しているのが京都府宇治市にある「七彩工房」で、七宝焼絵画の制作と販売を主に行っている特徴があります。

魅力あふれるオリジナルデザイン

七彩工房で取り扱っている作品は、オリジナルデザインを数名のスタッフで制作しており、イラストレーターとコラボレーションをしてイラストの一部を七宝焼にアレンジしたり、琳派の図案や木版画を模写したデザインの作品なども積極的に制作しています。オリジナルデザインの七宝焼をオーダーメイドでも対応しており、引き出物や各記念品など幅広い用途で七彩工房の作品が愛されています。七彩工房で制作されている作品の一つに七宝焼絵画がありますが、これは染色の染型に使用されている伊勢型紙を利用し版画のように色を重ねている特徴を持ちます。色ごとに渋紙を切り抜いて型紙を作成し、型を利用して釉薬を重ねて何度も焼いていく作業を行うことで、立体的で美しい絵画を作り出すことが可能です。型紙を活用すれば同じものをいくつも仕上がることが出来ることから、短期間で数物の注文にも対応してくれることが特徴となっています。

様々なデザインが楽しめる

七彩工房で制作されている七宝絵画は、七宝で使用される百色以上の釉薬によって透明感のあるものから不透明なもの、半透明なものと表現に幅があり、透明な釉薬を利用すれば水彩画のようになり、不透明な釉薬を利用することで油絵のような雰囲気になり、焼き上がった絵画はガラスのような質感で艷やかな美しさが色褪せることがないことも魅力だといわれています。
伝統技術を丁寧に守りながら、新たな作品を作り出していく七彩工房は京七宝の可能性をより広げていき、多くの人に支持されている特徴を持ちます。